便が緑色なのは肝臓で作られるビリルビンが増えすぎの為?
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便の色は茶褐色や黄色味がかった茶色が当たり前と思って、なにも意識していないかもしれません。
ただ、体の中で異常があった時には便の色が変わることもあるのを知っておくと良さそうです。
健康な時の色は、肝臓で生成される胆汁の色です。
その為、茶褐色や黄色味がかった茶色以外、例えば緑色だった時は、肝臓に異常が出ているのが分かります。
緑色の便は、肝臓で作られるビリルビンが増えすぎた場合に、多すぎて腸で吸収されなかったものが出て緑色になったものです。
でもどうしてビリルビンが増えすぎたのだろうと思った方もいらっしゃるかもしれません。
それは、ビリルビンは、血液中の赤血球が壊れることによって増えすぎる場合があるからです。
赤血球が壊れる原因は色々ですが、そこに様々な病気が隠れていることもあります。
例えば、溶血性貧血や黄疸、腸炎などでも便が緑色になります。
この場合、だるさや肌の色が黄色くなる、下痢などの症状も出ていることもあるようです。
また、胆汁が通る胆管の異常や肝硬変や肝臓癌などが原因となっている場合もあります。
このような話を聞くと不安になるかもしれません。
ただ、便の色は体の中の健康をチェックできるものと意識しておくと良さそうです。
また、一方で肝臓には異常がなく、胆汁が空気にふれ、酸化によって緑色になることもあります。
赤ちゃんもよく緑の便がでますが、異常ではないようです。
自分では判断がつきにくいものですので、おかしいと感じたら早めに病院を受診するのが良さそうです。
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