赤や赤茶など便の色の違いでわかる疾患とは
スポンサーリンク
私達が日常している便についてですが、通常ほとんどの人が茶色の色をしていると考えられます。
しかし、体の様々なことが原因で色が大きく変化することがあるのです。
また、色が変化することによって病気が発見できることもあります。
では、便の色の違いでわかる病気について紹介します。
まず、鮮やかな赤色をしている時に考えられるのは出血です。
出血は切れ痔の可能性が高いです。
また、鮮やかな出血が非常に多い場合は、いぼ痔が裂けて出血したということも考えられます。
いずれにせよ痔の可能性が非常に高いので、自己判断せずに肛門科に受診して検査や診断を受けることが重要であります。
次に鮮やかではなく、少し濁った血や赤茶が混ざっている場合についてお話します。
少し濁った血や赤茶が便に交じっている場合は要注意です。
なぜならば、大腸や小腸などの疾患が考えられるからです。
近年日本で死因の増加傾向にあるのが、大腸がんです。
最近では、女性の死因の1位を占めるほどにもなっています。
原因は主に食生活です。
欧米食の加速化やハムやソーセージなどの加工食品を多く摂取するとなりやすいといわれています。
大腸がんになると、便が赤茶になります。
赤茶の便が続くようであれば病院に早めに検査を受けるようにしましょう。
また、大腸がん以外にも、ストレスなどが原因で起こる潰瘍性大腸炎や、栄養不足からなる虚血性大腸炎などといった疾患も考えられえるので、赤茶の便が続く場合は早めの対処が必要であります。
赤や赤茶など便の色の違いでわかる疾患とは関連ページ
- 子供が黒い便を出す原因と適切な対処について
- 便と一緒に泡が出る病気
- 黒い便で柔らかいなら
- 便の形を確認することで病気のチェックを
- 黄土色の便はバリウムが原因なの?
- 便の形や色の変化を観察して、病気の原因を観察しよう
- 黄土色の便は健康な証、ペースト状の便は生活を見直す必要がある?
- 便の匂いがいつもと違うと感じたら
- 便が緑色なのは肝臓で作られるビリルビンが増えすぎの為?
- おならが多かったり便潜血がある場合の大腸がんの確率は?
- 便が緩い状態となる原因は
- オレンジ色の粘液便がでる原因
- 便が赤いのは食べ物が原因なのか?
- 便が黄土色で下痢になってしまう原因とは
- 便がどのくらい細いとよくないのでしょうか?
- 大人で緑色の便が出る原因とは
- 白い粘液便が出た時の原因とは
- バリウム検査の後、便が出ない場合の注意点
- 便に白いものが混じる原因とは
- 便が緑色になる原因とは
- 便が黒い色で臭いのには意味がある
- 粘液便が茶色になる原因
- 脂肪便の色やにおいと特徴
- 終末期のタール便の特徴
- 痛くないのに鮮血が便についてくる理由と血がつく原因とは
- 便が茶色い理由について
- 便が白い塊になって出る時の原因は