便 形 病気

便の形を確認することで病気のチェックを

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便の状態を確認するということは、医者などの専門的な知識がない素人でも健康チェックのためには効果的な方法です。
便は排泄物ですが、身体の中を通って出てくるために、体調や健康状態といったものを顕著に教えてくれます。
そんな健康のバロメーター的な存在でもある便は、その形状や臭い、色などのさまざまな特徴があり、同じ人でもその時の体調によっていろいろと変化します。
それゆえに普段と異なるような場合は、病気のサインという可能性もありますし、とくに大腸癌などは便に血液が混じることが有名で、トイレで排せつした際にはじめて異常に気付き、病院を受診して発見されるといったケースなどもよくあります。
もちろん大腸癌以外の病気の発見に役立つこともあるので、たかが排泄物と軽視することは控え、チェックを日常的な習慣にすると良いでしょう。

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便の形に関しては、基本的に硬いものが便秘傾向にあり、柔らかい物が下痢傾向になります。
それゆえに正常な状態の形としては、硬すぎずにある程度の水分を含み、形状も整っていて排せつの際もするりと簡単に出るといったものです。
これはよくバナナタイプとも呼ばれ、バナナタイプだったなら消化や吸収、排せつまでが順調だった証拠でもあります。
もっとも細すぎる場合は大腸癌や直腸がん、肛門狭窄などの病気の疑いがあるため、注意が必要です。
そして硬いタイプではいがぐりタイプやうさぎの糞タイプといったものがあり、これらはころころとしていて水分が少ないといった特徴があり、こういった場合は排せつも困難ですし、裂肛になりやすい傾向にあり、過敏性腸症候群などの病気の疑いもあります。
逆に柔らかすぎるペーストタイプや泥水タイプでは、消化吸収がうまくいかなかった証拠なので、食べ過ぎなどに注意して安静にしましょう。
ただしいつまでもこの状態が続くような場合は、病院を受診して医師に相談するようにしてください。

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