おならとゲップの違いとは
おならとゲップ、人間にとって生理現象ですが、その数が多かったり臭いがあるとイヤですよね。
おならもゲップも体内に入った空気を体外に排出するもの、ほとんどの成分は空気なので本来はそこまで臭くないものです。
でもゲップが出るのは胃の中の空気が食道から出てくるもので胃腸が悪かったりすると臭いゲップが出ることがあります。
胃もたれなどでもゲップが出やすくなりますね。
おならの成分もほとんどが空気なのですが、おならの場合は腸内にたまったガスが体外に排出されるという違いがあります。
おならが臭いのは食生活の偏りや腸内環境が悪いこと、胃腸の働きが悪いなどが考えられます。
もちろん腸の状態が悪かったり、病気のせいでおならがくさい場合もあります。
おならとゲップがたくさん出るのは体内に入ったガスが多いためと考えられています。
そのため食べ方や話し方などで必要以上に空気を吸い込んでしまうのもおならやゲップが多い原因になります。
そのほか炭酸の飲み過ぎなども関係してきます。
ストレスが原因のひとつと考えられている過敏性腸症候群でもおならやゲップが増えることがあります。
気にすれば気にするほど悪循環になっておならやゲップが止まらなくなるので、学生から社会人まで今悩んでいる人が増えているんですね。
現代病のひとつなのかもしれません。
また空気を飲み込んでしまいおならやゲップが多くなる呑気症というのも最近認知度が高くなってきました。
過敏性腸症候群も呑気症もストレスを解消することが大事です。
普段から緊張するシーンが多いといったひとは自分なりの息抜きの方法を見つけることが大切ですね。
1人で悩みすぎてさらに症状を悪化させることもあるので、まずは心療内科といった専門医に相談するのもいいでしょう。
普段の生活で炭酸水を飲み過ぎないようにする。
バランスの良い食事をとるようにする。
腸内環境をよくする。
胃に優しい食べ物を取る。
これらのことに気をつけて日常からおならやゲップが出にくいような体質に改善していくことも大切です。